商標

中国の商標は「中華人民共和国商標法」及び「中華人民共和国商標法実施条例」(いずれも2013年に改正され、2014年5月1日より発効された最新の改正版である)で規定されています。 

中国では、商標は中国商標局にて登録します。法体制において、登録されていない(事実上の)商標の承認度が低いです。商標は実体審査及び異議申立期間を経て正式に登録されます。許可されると、登録商標の有効期間は公開日より起算して10年であり、更新によりさらに10年延期することができます。

中国国家工商行政管理総局(SAIC)商標局(CTMO)は商標の出願から登録までの手続を行う部門であり、工商行政管理局(AIC)、その他の部門及び人民法院は商標の権利侵害、偽造に係る行政・司法事件を取り扱う部門です。

商標分野の業務は以下の通りです。

通常、商標登録出願前又は新しいブランドを立ち上げる前に、商標検索を行うことで、登録成功率を向上させ、他人商標権への侵害リスクを低減することができます。お客様のビジネス意思決定を支援すべく、商標検索(内部又は外部のソフトウェアサポートによる)を通じて、数日間内に信頼できる検索結果をご提供いたします。

より詳しく知りたい方や当該業務委託をご希望の方は当事務所のスタッフ又はオフィスまでご連絡ください。

中国商標局は、予備審査を通過した商標及び取消、譲渡、許諾された商標などを含め、毎週商標公報を発行します。商標公報に対する有効なモニタリングは、異議により他人による悪意ある登録を防ぐことができます。

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「商標法」の規定により、文字、図形、アルファベット、数字、立体的形状、色彩の組合せ、及びこれらの要素の組合せなど、商品又は役務を区別できるあらゆる標識は商標として登録することができます。登録出願する商標は、顕著な特徴を有し、容易に識別でき、かつ他人の先に取得した合法的権利に抵触してはなりません。ただし、中国大陸では匂いの商標はまだ登録できません。

音声商標を登録出願する場合、出願者は五線譜又は略譜で音声を記述すると同時に、文字の説明を添付しなければなりません。五線譜又は略譜で記述できない場合、文字の説明を提供すべきであり、商標の説明は音声見本と一致しなければなりません。

商標登録出願者は、その商標を外国で初めて登録出願した日より6ヶ月以内に、中国で同一の商品について同一の商標を登録出願した場合、同国と中国が締結した協定又は共同で参加した国際条約、もしくは相互主義に基づき、優先権を享受することができます。前項の規定により優先権を主張するときは、商標登録出願時に書面声明を提出し、かつ3ヶ月以内に最初の出願に係る商標登録出願の願書の副本を提出しなければなりません。 書面声明を提出しないとき、又は期間内に商標登録出願の副本を提出しないときは、優先権を主張しないものと見なします。

いかなる自然人、法人又はその他の組織も、生産経営活動に基づき商標登録を出願することができます(中国公民が商標登録出願する場合、付加的要求がある)。中国大陸において商標を出願するには商標局に書面により出願しなければなりません。

商標登録は書面方式で商標局へ出願しなければなりません。電子データによる出願は、現在、商標代理機構のみ利用できます。

商標は実体審査 後、登録条件を満たせば、公衆に公開されます。商標公告期間は3ヶ月で、何人もこの期間内に異議を申し立てることができます。公告期間を満了しても異議申立がない場合、商標局は当該商標の登録を許可します。

登録商標の有効期間は10年であり、登録許可の日から計算します。期間満了前の12ヶ月以内に更新を申請しなければなりません。商標所有者がこの期間内に更新できなかった場合、6ヶ月の猶予期間を与えることができます。

商標法実施条例」 によると、中国で商標登録出願するには9~12ヶ月かかります。

 
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 中国の企業及び個人は、国内の商標登録に基づき、世界知的所有権機関に国際出願を提出することができます。

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「商標法」によると、何人も公告日より3ヶ月以内に出願商標について異議を申し立てることができます。公告期間内に異議申立がない場合、登録を許可し、商標局は商標登録証を交付します。

商標異議申立書には明確な請求及び事実根拠がなければなりません。商標局は商標異議資料の副本を被異議申立人に送付し、商標異議資料の副本を受領した日より30日以内に答弁させます。

「商標法」によると、商標異議審査は12~18ヶ月かかります 。商標局は異議を申し立てられた商標の登録を拒絶した場合、被異議申立人は商標評審委員会に不服審判を請求することができます。商標局は異議を申し立てられた商標の登録を許可した場合、異議申立人は商標の取消を請求することができます。

 

商標異議申立書は明確な請求と事実根拠がなければなりません。商標局は商標異議材料の副本を被異議人に送り、その受領後30日以内に答弁するよう命じます。

「商標法」によれば、絶対的理由による場合、商標異議審査は9~12ヶ月かかり、相対的理由による場合、または悪意の商標出願に対する異議審査は12~18ヶ月かかります。商標局が商標登録を拒絶した場合、被異議人は商標評審委員会へ不服審判を申立てることができ、異議人は商標無効を申立てることができます。

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「商標法」によると、登録された商標が登録規定に違反し、登録を許可するべきではない場合、いかなる企業又は個人も商標評審委員会へ関連証拠材料を提出し、商標無効宣告を請求することができます。

「商標法」によると、絶対的理由による場合、商標無効の審判は9~12ヶ月かかります。相対的理由による場合、又は悪意の商標出願に対する無効裁定は12~18ヶ月かかります。(先行権利事件の判定結果を待つ期間は商標審査・審判期間に計算されない。)

商標の登録日より5年以内に先行権者又は利害関係者は商標評審委員会に商標無効宣告を請求することができます。悪意の登録について、著名商標所有者は5年の制限を受けません。

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「商標法」によると、拒絶査定通知の受領日より15日(又は拒絶査定の発行から30日) 以内に商標評審委員会に不服審判を申し立てることができます。申立人がこの期間内に不服審判を申立てなかった場合、商標拒絶査定は発効します。

同一の商標出願に複数の区分(「一商標多区分出願」という)があり、その中の一つ又は複数の区分が拒絶されたが、その他の区分について登録が許可された場合、「商標法実施条例」により、出願者は商標の分割出願ができます。

「商標法」 によると、上記の拒絶査定不服審判は9~12ヶ月かかります。(先行権利事件の判定結果を待つ期間は商標審査・審判期間に計算されない。先行商標の3年不使用取消を請求した場合、出願者は、先行商標が取消されるか否かの決定を待たなければならない。 )。

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「商標法」によると、商標局が不登録決定を下し、被異議申立人に不服がある場合、通知を受領した日より15日以内に、商標評審委員会に不服審判を請求することができます。

商標評審委員会が不服審判事件を審理する際、原異議申立人が参加し、意見を提出するよう通知しなければなりません。原異議申立人の意見が事件の審理結果に実質的な影響がある場合、判定の依拠とすることができます。原異議申立人が参加しない、又は意見を提出しない場合、事件の審理に影響しません。「商標法実施条例」 によると、異議不服審判は12~18ヶ月かかります 。

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「商標法」によると、登録商標が3年間使用されていないことを証明するための証拠がある場合 、いかなる企業又は個人も当該登録商標の取消を請求することができます。商標局は、商標所有者に当該商標の取消請求後の2ヶ月以内にその使用事実を証明するための書類又は不使用の理由の説明を提出するように指示し、提出した証拠又は説明に実質的理由がない場合、商標局は登録商標を取消す権利があります。 

「商標法実施条例」 によると、商標の3年不使用取消は9~12ヶ月かかります。

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「商標法」によると、商標出願者 は出願者の名称、住所又はその他の登録情報を変更することができるが、変更申請を提出しなければなりません。出願者が事前に変更の申請を提出しなかった場合、商標局は修正の通知をし、更には登録を取消すことができます。

商標登録者の名義変更の申請は、登録機関が発行した変更証明書類を提出しなければなりません。出願者が提出しなかった場合、30日以内に補正することができます。

出願者が30日満了後、変更の証明を提出できなかった場合、変更申請の放棄と見なし、商標局は書面により出願者に通知しなければなりません。商標出願者はその全部の商標出願を一括して変更すべきです。

実務に基づき、中国では上記の変更は3~6ヶ月かかります。 

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「商標法」によると、商標登録者は、商標使用許諾契約の締結により、他人にその登録商標の使用を許諾することができます。許諾者は許諾有効期間内にその商標使用許諾を商標局に届け出なければなりません。 商標使用許諾の届出をしなかった場合、契約は依然として有効であるものの、善意の第三者に対抗することができません。

商標許諾の有効期間は商標の登録期間を超えてはなりません。

必要書類には双方当事者の身分証明書の副本 が含まれます。通常、許諾契約の届出は9~12ヶ月かかります。

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「商標法」によると、出願中の商標と既に登録した商標は他人に譲渡することができます。譲渡人と譲受人は譲渡契約を締結し、共同で商標局に申請しなければなりません。商標譲渡は、審査、譲渡の許可を経て「商標公報」で公告します。商標局に商標譲渡を申請しなかった場合、商標局は修正の通知をし、更には譲渡を取消すことができます。

同一又は類似の商品について登録した全ての同一又は類似の商標は、一括して譲渡すべきです。

中国大陸の関連規定により、商標譲渡は9~12ヶ月かかります。

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「商標法」によると、商標評審委員会は決定を下した後、その決定について書面により当事者双方に通知しなければなりません。当事者が商標評審委員会の決定に不服がある場合、通知を受領した日より30日以内に人民法院へ提訴することができます。人民法院は商標審判の他方当事者を第三者として訴訟に参加するよう通知しなければなりません。

通常、中国で訴訟 は12~18ヶ月かかります。

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「商標法」によると、商標所有者は代理人を変更することができるが、届け出なければなりません。

代理人変更後、商標局は新代理人を通じて商標所有者に商標関連事項を通知します。当該登録商標又は出願者のみに対して、代理人を変更することができます。 

通常、中国で代理人を変更するには3~6ヶ月かかります。

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「商標法」によると、商標所有者は、登録商標の期間満了後、続けて使用したい場合、期間満了前の12ヶ月以内に商標登録の更新申請をしなければなりません。商標所有者はこの期間内に更新申請できなかった場合、6ヶ月の猶予期間を与えることができます。猶予期間が満了しても更新申請をしなかった場合、登録商標は取消されます。

登録更新した商標は一旦許可されたら公告されます。その更新の有効期間は10年です。

通常、中国で商標を更新するには 6~8ヶ月かかります。

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